ジュリー・アンドリュース

舞台の世界はマイナーな芸術の世界。

彼女は「マイ・フェア・レディ」のイライザ役を舞台で成功させた女性です。

しかし、それが映画化されるとき、配給会社はオードリーヘップバーンを選びました。

すでに、世界的に知名度があったからという理由で。

ミュージカル映画でありながら、歌は吹き替えられ、俳優達からはジュリーに同情の声が上がっていたそうです。

彼女はその後、「サウンド・オブ・ミュージック」で大成功を収め、歌唱力も演技力も持ち合わせたアーティストであることを証明しました。

YouTube で、彼女の素晴らしい舞台での活躍ぶりを見ることができますよ。

驚くべき演技力をのぞいてみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=5usVahlDjv0&feature=related

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Kseniya Simonova

サンド・アートという分野があるそうです。

私の友人が教えてくれました。彼の文章を一部引用して紹介しましょう。

彼女はウクライナ人。(だから、カタカナで名前が書けませんでした。)

第二次世界大戦のとき、ウクライナはドイツのナチスによって攻撃されました。

彼女は砂でその時のウクライナの物語を語っています。

最後のワンシーンは、夫が戦争に行く前に家族にもう一度振り返る瞬間。

「あなたはいつも近い」と書いてあります。

彼女が我々の心を動かす力・・・美しいですね。

http://www.youtube.com/watch?v=518XP8prwZo

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マン・レイ

盆休みにある映画を観た際に、この写真家の名前が出てきました。

ふいに、20年以上前に写真展を見に行った記憶がよみがえってきました。

モノクロームの写真、女性の裸体をモチーフにした作品の数々、特にその構図が印象的でした。

マン・レイの本名はエマニュエル・ロドニツキー、ユダヤ系ロシア人の子として1890年米国フィラデルフィアに生まれています。
7歳の時にニューヨークに転居し、数々の重要なアート運動の影響を受けます。ハイスクールでドローイングを学び、最初は商業アーティストの仕事を行ないながら絵画制作を行います。

彼はアメリカ人的な現実感覚を持っており、アート写真と商業写真を分けて考えていました。生活を支えるために商業写真を手掛けたことでも知られています。

こういったビジネスセンスは、アメリカ人アーティストによく見られます。アンディ・ウォーホールなどはその最たる人物です。

彼がとらえた女性の美、このサイトで堪能してみてください。

http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4SKPB_jaJP337JP337&q=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4&um=1&ie=UTF-8&ei=gciPSuqwN5fU7APFoJy8Cg&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4

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フランシスコ・デ・ゴヤ

最近、「宮廷画家ゴヤは見た」(汗)という映画を観ました。

スペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤはベラスケスとともに、王侯貴族の肖像画を書く宮廷画家でした。

14才から4年間、生まれ故郷で、修行をします。

そこで知り合った兄弟子の手引きで、マドリードの王立タペストリー工場に勤務しました。下絵描きの仕事をして十数年間を過ごしました。

どのようにして若干40才ほどで宮廷画家にまで上りつめたのかは、わかりません。

最近、彼の代表作で、マドリードのプラド美術館にある絵画「巨人」が、実は他の画家の作品だったとする調査報告書が出されました。彼の弟子の作品だったそうです。

「着衣のマハ」「裸のマハ」も話題をさらった作品でした。66才で妻を亡くした後は、69才から、40才!も年下の女性と同棲していたそうです。

それにしても、「宮廷画家ゴヤは見た」。このタイトルはやめて欲しかったですね。大昔の、のぞき見趣味がテーマのテレビドラマタイトルのようです。

原題は ”GOYA’S GHOST” こちらの方が、ゴヤの人生全体も含めて表現されている気がします。このままでもよかったのに。

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アレハンドロ・アメナバール

スペインの友人から、薦められた映画「海を飛ぶ夢」をみたのが彼を知ったきっかけです。

この映画は、実在の人物でラモン・サンペドロの手記『レターズ・フロム・ヘル』を元に、30年近い四肢麻痺生活の末に、尊厳死を望んだ主人公を描いた作品です。

この作品で2005年のアカデミー賞外国語映画賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。

監督した映画中の音楽は、ほとんど彼自身が作曲しているそうです。

最近はハリウッド映画はほとんど観なくなってしまいました。アクションと称した暴力シーンの数々、騒々しい音楽、早すぎるカメラワークに目と頭がついていけなくなってきているようです。

人生の不条理さ、日常生活の中の幸せ、不幸せ。そんなことを考えさせてくれる監督です。映像や音楽の表現力に優れた監督だと思います。

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レンブラント・ファン・レイン

 300年前にオランダという国で活躍した画家です。代表的な作品は「夜警」。

  画家というと、ゴッホに代表されるように、貧乏に苦しんで、苦しんで・・・というイメージがどこかにありませんか?

 レンブラントは、時代に恵まれました。チューリップの球根による「バブル経済」で、お金持ちが16世紀オランダにどっと増えました。  住居を絵画で飾れるようになった豊かな層が増えたおかげで、当時すでに名前が世に認められていたレンブラントは財をなしました。  

 ところが良い時代はいつまでもは続かず、中年以降はなんと破産してしまいます。最愛の妻も亡くします。

 「印象派」という明るい色調の絵が人気を得て、彼の絵が売れなくなったこと。バブルで金銭感覚がおかしくなったレンブラントの浪費によるもの。投資に失敗したともいわれています。  

 なんだか、時代や国を超えても、変わらないような行動をとる人がいるものですね。   

 経済の波に翻弄された人生だったようです。

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フェルディナンド・バイエル

 楽器が弾ける人をうらやましく思っていました。

 「老後の楽しみにピアノを独学でぼちぼち弾けるようにやってみたい♪」「楽譜が読めるようになりたい。」と楽器店へ出向いて教則本を調べると、最近は大人の初心者向けにとてもよい本がたくさん出版されていて嬉しくなりました。

 「バイエル」という言葉は耳にしたことがありましたが、人物の名前だったのですね。

 明治の始めに、文科省は日本で音楽教育を実施する際に、アメリカ人音楽教育者を招きました。彼がピアノ数台と「バイエルさん」が書いた入門書を持参したそうです。

 日本でピアノが普及する際に、この「バイエル教則本」がセットになっていたためにここまで普及したのだとか。なるほど。ちなみに、「ハノン(アノン)教則本」とは、指を筋トレ!強化するためのテキストであることも知りました。

 診療で右手が疲れたときには左手だけを練習しています。使っていない頭も使うようで、ボケ防止にもなりそうです☆

 

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マルク・シャガール

 シャガールの作品には、カップルの姿が多く描かれています。

 女性モデルのほとんどは、シャガールの愛妻、べラ・シャガールです。
 「愛の画家」とよばれるまでに彼は彼女との幸福な生活を多く描いています。

 彼女は裕福なユダヤ人宝石商の家に生まれました。一方シャガールは貧しい家の出。
 13歳の時にシャガールに出逢い、10年後、家族の反対を押し切って結婚します。

  「相思相愛」とは彼らのためにあるような言葉でした。

 ピカソは家庭では暴君ぶりを発揮していたと、後年ピカソの娘が語っています。

  しかし、シャガールはその対局にいたようです。

 芸術家は家族泣かせ、という私の紋切り型な見方を変えたのはシャガールでした。

 私がもっとも好きな作品の一つは「誕生日」。
 シャガールの誕生日に婚約者べラが彼の部屋を訪れた時の様子が描かれています。

  心が宙をさまようほど幸せ♪という格好でベラにキスしているシャガール。

  彼の気持ちが手に取るように伝わってきますね。

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フィリップ・キャンデロロ

 今月はちょっと趣向を変えた視点からアーティストを紹介しましょう。

 フィリップ・キャンデロロ、フランスのフィギュアスケーターでオリンピックメダリストです。

 彼の演技は非常に個性的な演出で構成されており、観客を楽しませる才能に恵まれたスケーターでした。

 '98年長野オリンピックで演じた、彼の代表作である「ダルタニアン」は現在でもアイススケートファンのみならず、多くの観衆のを魅了し、記憶に残り続けています。

 演技がしにくい衣装を着けながら、独自の芸術性を打ち出し、この大会で見事、銅メダルを獲得しました。

 添付したDVDの表紙に映っている彼の姿はアメリカ映画「ロッキー」をテーマにした演技です。衣装が独創的でしょう? '94 のリレハンメルオリンピックでのエキシビジョンです。

 「銀盤の上の俳優」の伝説的な演技、ダルタニアンをご覧ください♪。

http://www.youtube.com/watch?v=8aTpGmzU02c&feature=related

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レニ・リーフェンシュタール

  映像作家として優れた才能を持ちながら、ナチスドイツのプロパガンダに協力したとして、生涯汚名を背負って生きることになった女性です。

 彼女の自伝的映画「レニ」を観ました。強いバイタリティ、美への集中力、男性顔負けの体力と野心に圧倒されました。ミュンヘンオリンピックの模様を撮影した「民族の祭典」は映画史上の傑作とされています。

 芸術が政治やマスコミと関わるとき、優れた芸術家には慎重さが求められます。彼らの仕事が大衆に与える政治的影響がどのようなものか?美だけを追求することが彼らに課された使命なのでしょうか?

 自伝映画の中で「でも私は間違っていなかった。当時のドイツ人は90%以上がナチスに傾倒していたんだから仕方がなかったのです。」と頑なに言い張る彼女を見て、複雑な気持ちになりました。

 優れた芸術家かつ人格家として歴史に名を残すためには「時の運」も必要なのかもしれません。

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